国内でジカ熱患者が確認されたのは2014年以来で、4例目。昨年5月に中南米で流行が始まってからは初めて。
ジカ熱は蚊がウイルスを媒介して起こる感染症で、妊婦の感染と新生児の頭が先天的に小さくなる「小頭症」との関連が指摘されています。
厚労省や川崎市によると、高校生は今月9~20日に観光でブラジルへ滞在した。20日に帰国する航空機内で38度弱の発熱があったが、空港での検疫時には下がっていた。帰国後に再び発熱し、発疹も出たため、24日に同市の医療機関を受診。国立感染症研究所の検査でジカ熱への感染が確認された。
現在は熱が下がって状態は安定しており、自宅療養中。同行した家族に症状はないという。
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