前回1月26日の初公判に続き検察、弁護側双方による被告人質問が行われました。前回は「右耳でないと言葉の意味が理解できない」と、左側にいる検察官の方向に窮屈なまでに体をひねって右耳を向ける“新型・聞こえませんポーズ”を繰り出した野々村被告だったが、この日は、証言台の前に座り、特段おかしなポーズは見せずに「記憶にありません」「分かりません」と連発していました。
ただ検察側が、取り調べ時に、調書への署名を拒んだことを問い、質問が“微妙”な内容に入ると「今の精神状態では、一部の言葉の意味が分からず、右耳を集中させますので、もう1回質問をお願いします」と、体をぐるりとひねって、左側にいる検察官に右耳を向けました。
これに検察官は「その格好はもういいです。私が右側に行きます」とピシャリとはねつけ、場所を移動。それでも野々村被告は、しばらくして検察官が左側に戻ると、再び“聞こえませんポーズ”をとりはじめ、素直にはやめませんでした。
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